衝撃の静安寺と安福路のおしゃれカフェBaker&Spice【上海 2023年11月末】

今回は三週間の上海出張で帰路は金曜夜なので、今週末は上海で最後の週末。

昨日はあまりの疲労と睡眠不足で、食事は全部デリバリー、しかも一食は大戸屋という、自分的には考えられないオプション。昼過ぎくらいまでは、一仕事したら出かけようかとも思っていたけど、午後までダラダラするも全くやる気が起きなかったので、まぁ2週分の疲労が溜まっているということで引きこもりデーとすることにしました。

結局、土曜に出歩いたのは近所のファミマと洗濯だけというかなりの引きこもり生活だったので、今日は重い腰を上げて、初めての地下鉄に挑戦。

いわゆる観光スポットに行こうかとも思ったのだけれど、1人で観光地に行ってもつまらないのは自明の理なので、感度の高そうなカフェを検索すると、英語でも日本語でも同じ「Baker&Spice」というお店が出てきたので、行き先はこちらに決定。

地下鉄駅の場所は分かっていたし、AlipayのTransportからMetroというバーコードを出して電車に乗れることまでは調べていたし、ルートは高徳地図がGoogled Mapと同じような乗り換え情報を出してくれるので、初めての地下鉄、初めての乗り換えもほとんど困ることなく目的地のカフェに到着。

衝撃の「静安寺」

カフェに向かう最寄駅は静安寺という駅だったので、地下鉄に乗りながらついでに覗いてみようかと思い立って、カフェとは反対方向ながらお寺に近い出口から出ることにして、作戦を変更。

上海の地下鉄は東京と違ってエスカレーターがしっかり整備されている印象で、どこでも楽々に登って行けそうだけれど、今回は運動不足なので階段を選択。

きっと地元に根ざした古びれたいい感じのお寺だろうと思って、駅から出るとなんと!衝撃の意匠!!!

自分の第一印象はアサヒビール本社と金閣寺が合体したみたい!という感じで、びっくりしてしまいました。チャンスがあったら中ものぞいてみようかと思ってはいたのだけれど、入場料が必要な気配もしたし、夕方に到着する同僚と夕食に出かける約束もあることを考えると中の見学には時間が厳しいかと思いきや、今日はスキップ。まあぶっちゃっけ、入場料がいるの?とか交渉をしてまで見学をするモチベーションがなかっただけでした。

静安寺の駅前では何やら民族衣装らしきものを着て踊っている人たちがいて、ちょっと意外な雰囲気でした。

中国でもよっぽど話しかけやすそうな現地人に見られるようで、信号待ちをしている時に3回も何やら声をかけられたけど、英語とジェスチャーでわからんよーーーと言って乗り切る。1人は道を聞いて来たっぽかったけど、他の2人は違ったような。まああまり考えないようにしましょう。

安福路の街並み

上海に来てからの第一印象の一つでもあったのが、美しい街路樹の並木道。ヨーロッパのプラタナスの並木を連想するような感じで、とても美しいのです。安福路はフランス租界だったこともあってか、本当にフランスの街並みを思い起こさせるような素敵な街並みです。

この辺りはちょっとした観光地になっているのか、観光バスが止まっていたり、たくさんの人が歩道を行き交っていて、いい感じです。ものすごくお巡りさんが多かったのが気になりましたが、交通ルールを守って進みます。そして、パスポートをホテルに忘れたことに途中で気づいてしまいました。

ともあれ、迷子になることもなく、無事に目的のカフェに到着。少し肌寒い天気にも関わらず、ちょっとしたテラスにも人が混み合っているようです。お店の外には一眼レフでお店の様子をとる人もいたり、欧米系のお客さんが出てきたりということで、これは間違いなさそうです。

Baker&Spice店内の様子

こちらのBaker&Spiceは市内に何店舗もあるようですが、特にこちらの安福路店がおすすめということで、遠征をしてみました。ちなみに日本語で参考にさせていただいたのはこちら:

タイスケさんのNote 「カフェ好きがおすすめする上海のおしゃれカフェ11店|1人でゆっくりもOK」

https://note.com/melancholy_mkter/n/n65ef2e7df842

店内は暖色系の照明で奥に広く、確かに混雑しているのですが、適度な距離感、うるさすぎない洋楽でかなりいい雰囲気でした。ソファー席はかなり少ないので、競争率が高そうでしたが、普通のテーブル席は問題なくすぐにゲットできました。

店員さんの案内も特になかったので、よく分からないまま奥の方へ進み、空いていた席に座りました。

テーブルにQRコードがあったので、これで発注をするようです。

メニューを見て気づいたのは、お店の入り口にあったケーキ屋ベーグルなどはこのオンラインメニューにはないということ。とりあえずメニューからポーチドエッグとスモークサーモンのパンを発注して、まずは落ち着くことにしました。

ちなみにこちらはWeChat Payでは支払えず、会えなくAlipayで再度ログインしてイチからやり直しになりました・・・。

10分ほどの待ち時間で飲み物よりも先にフードが到着。

写真を撮りそびれましたが、ポーチドエッグもいい具合で、ソースも強すぎず、全粒粉のフランス版もめっちゃ美味しい、納得の味でした。中に入っていたほうれん草がかなり強めのガーリックで味付けされていたのが少し中国に来たのを実感させました。

食後はカウンターのケースに出向いて、ケーキを品定め。

結局入店時に一目ぼれしていたベークドチーズケーキをゲット。ちなみにこちらのケーキ代はカウンターでお支払いするルールだったようです。WeChat Payがうまくいかず、またNGなのかとも思ったのですが、今回は海外カード何ちゃらといういつものエラー表示がなかったので、もう1回トライするとなんとか無事に支払いもできました。ここまで翻訳アプリに頼らなくてもなんとかなったのがほぼ奇跡。

ベークドチーズケーキはレモンピールが効いてきてめっちゃ美味しい!しかも下の方にはアーモンドが香ばしく入っていて、なかなか!と思ったら途中でおそらくオレンジマーマレードっぽいアクセントも登場したりと最後まで美味しくいただきました!

ラテ:38元

ポーチドエッグとスモークサーモンのサラダ:68元

ベークドチーズケーキ:38元

少しお高めの料金設定は場所代とクオリティといったところでしょうか。

ポーチドエッグの方は普通に美味しいという感じでしたが、ケーキとパンはとても美味しかったです!

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レビュー

【コーヒー】 ★★★★

珍しくラテにしました。コーヒーも中煎りと深煎りから選べたり、なかなかでした。

【コスパ】★★★

正直安くはないと思いますが、場所柄仕方ないと思えれば。フードのクオリティは高い方だと思いますが値段と比べるとメニューによっては次第点くらいかもしれません。

【勉強・仕事場度】★★★

パソコン作業や読書をしている人も多かったです。電源などの環境がなかった分だけ★一つ減です。

【駐車場】★

調べてませんが、人通りの多い通りなので厳しい場所と思います。

【トイレ】★★★

通りに近いカウンターの脇のドアを出て上に上がったところにあります。清潔度は悪くないと感じましたが、ちょっと遠いので減点。

【再訪確率】★★★★

フード、ドリンク、雰囲気とも、かなり好みだったので、機会があったらまた来たいと思います。

ちょっと滞在先から遠いのと駅からも遠いのが難です。3つ星と4つ星で悩むところです。。。

カフェの詳細

Baker&Spice 安福路店

Website:

Closed on:

Address: 195 Anfu Rd, Xuhui District, Shanghai, China, 200020

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