これからしばらく中国行脚が続きそうな気配を察して入ったのが、入会するだけで初年度SkyTeamのElite Plusが付与されるというデルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス ® ・ゴールド・カードに入会したのですが、なんと初回の出張では日程と料金の関係でJALになり、今回ようやくこのカードの活躍の機会が回ってきました。
今回はこのデルタ航空のゴールドメダリオン=SkyTeam Elite Plusを使って、成田発上海行きの中国東方航空に搭乗した際の特典について記しておきたいと思います。
なお、特典の詳細は搭乗便や当日のオペーレションで異なることも多いと思いますので、その点はご容赦ください。
もくじ
Contents
今回の搭乗便
今回搭乗したのは2023年12月上旬某日の、成田発13:50、上海到着16:50の中国東方航空MU524便になります。
効果を感じられなかった事前座席指定
今回は旅行会社手配だったので、予約時にはしっかりデルタの会員番号を伝えていたのですが、座席はなんと63D!そんな後ろって、もはやギャレーのジャンプシートじゃないの!?っていうくらい後方だったので、流石に座席変更を試みました。
ちなみに今回は
- 日本語の中国東方航空ウェブサイト
- 旅行会社のマイページ
- 中国東方航空ウェブサイトの英語版サイト
- 中国東方航空の中国語版サイト+中国携帯番号
- とどめに、日本のコールセンターにElite Plusであることも伝えて電話
と、5パターンで試しましたが、どれも座席変更まで辿り着けませんでした。。。
中国東方航空コールセンターでは・・・
電話口で座席変更をしたいのだけれどと相談すると、ウェブサイトでやってくれとの一点張り。試したけどうまくいかなかったというと、では当日カウンターで変更を申し出てみてください、というまぁ正論なコメント。。。
ちなみにDeltaでElite Plusになっているはずなのですがそれでもできませんか?と引き下がると、Deltaさんのことについては分かりませんので、Deltaに聞いてくださいと、なんならアライアンスについては何にも知らないんですか?と聞きたくなるような塩対応。
せめて成田でのチェックイン時間を教えてくださいと頼むとこちらは通常150分前からになります、ということで、最低限の情報は得ることができました。
座席変更作戦(番外編)Seatguruでなんと!
ちなみにもう一つ、事前の座席変更大作戦でびっくりしたのが、Seatguruでなんと座席表が出てこなかったこと!こんなことはもう随分と久しぶりで、こんなところにも経済分断の厚い壁があるのか・・・(多分そういうことではない)と勝手に打ちひしがれてしまいました。
成田空港における中国東方航空のエコノミークラスのチェックイン時間は150分前から
成田空港にはフライトの190分前に到着。中国東方航空航空のチェックインカウンターの入り口にはまだ僕の乗るMU524便より前のフライトの便名看板がいくつか出ていて、やはり事前情報通りチェックインは150分前の様子。とりあえず先に銀行とトイレでも済ませようかと悩んでいると、近くにいた係員さんが声をかけてくれて、13:50の上海行きですと伝えると、やはり13:50発、MU524便の「エコノミークラス」のチェックインは11:20分からになりますとのこと。
上級会員は150分より前でもチェックイン可能!
エコノミーは11:20分からですと言われて、「はーい」と引き下がる前に、「ちなみにElite Plusなんですが」と一応付け加えてみると、「あ、でしたら今すぐあちらでチェックインいただけます!」との嬉しい回答!
これで無駄に40分も列に並ばなくて済みます。チェックインの行列と、優先搭乗だけで、おそらくなんだかんだ90分くらいは時間の節約になると思うので、往復で3時間の節約。これが年に3回くらいあれば、正直このクレジットカードの年会費の元は取れたと言って良い気がしました。
もちろんラウンジに入れるのも嬉しいし、荷物の容量アップも嬉しいのだけれど、単純にこの飛行機だからこそのロスタイムが削減できるのが上級会員の最大のメリットだと個人的には思います。
ちなみにチェックインや導線誘導はJALのグランドスタッフさんがハンドリングしていました。
座席変更も対応してもらえました。
おそらくチェックインの時間が早いこともあってか、63Dという驚愕の後方座席から、35Cという恐らくエコノミーでも比較的前方のシートに変更してもらえました。座席係さんに電話が通じずわざわざ隣のカウンターまで調整に行って頂いた係員さんには感謝です!
セキュリティのFast Trackも使える!?
ちなみに今日の成田空港は見るからに空いていて、一般のセキュリティゲートもほとんど人がいないような状態で、なんならぱっと見Fast Trackの方が混んでいそうな逆転現象状態だったのですが、後学のために一応SkyPriorityでFast Trackを使えるのか聞いてみましたが、「係の方があまりSky Teamのステータスを見慣れていないので、もしかするとチケットだけだと断られるかもしれません」という可とも不可とも取れない回答。ちなみに今回は優先セキュリティへのチケットのようなものもなく、この点は分からずじまいでした。
さて、ラウンジへ!
成田空港のデルタ航空ラウンジ「スカイクラブ」は、2020年3月に閉鎖になったと読み齧っていたので、今回空港に来るまで当然Sky Teamつながりで大韓航空ラウンジへ案内されるのかと思っていましたが、なんとカウンターで「サクララウンジへのご案内になります」とのこと。
というわけで、久々のKALラウンジかな、と思っていたのですが、「いつもの」🌸サクララウンジとなりました。珍しいラウンジをみられるかとも思ったので、嬉しいような、悲しいような、複雑な心境ですが、諦めていたカレーにありつけたので、良しとしましょう。まぁ、どうしてもKALラウンジを見たければPriority Passを発動させればいいんですけどね。
ドキドキの初東方航空の機内
今回の機材はA350ということで、正直JALさんなどと比較しても遜色のない快適な機材でした。
今回は夕暮れ時の東京湾を機外モニターで見ながらのフライトとなり、その点も印象的でした。
機内食も色々とおどろおどろしいことを聞いていたのですが、意外と普通に美味しかったです。