クアラルンプール発、サバ州・タワウ行きのマレーシア航空MH2664便(使用機材:Boeing737−800)が4月3日のフライトで急降下を繰り返した問題で、マレーシアの航空当局Civil Aviation Authority of Malaysia (CAAM)に正式に報告を行ったようです。(ヘッダの写真は当該機ではありません)
この4月3日のMH2664便は、離陸後30分ほど経った頃に31,000フィートから24,000フィートまで数秒で降下したとのことでう、その後当該機はクアラルンプールへエアターンバックしています。
フライトの記録は下記のブログkで共有されています:
https://blog-jp.olivech.com/scientific-inquiry/9509/
報道によると、スピードに関するデータが誤っていたことで、飛行機の機種が上がり自動操縦が解除されたとのこと。
一部の報道ではピトー管に問題があったとの情報もありますので、その線であれば良いのですが、737-MAXの問題があったばかりなので、ついソフトウェアも心配になってしまいます。
Daily Express “Pitot-static system malfunction caused MH2664 air turnback: CAAM”
https://www.dailyexpress.com.my/news/190508/pitot-static-system-malfunction-caused-mh2664-air-turnback-caam/
詳細はボーイングによる当該機の調査待ちのようですが、3月21日には中国東方航空MU5735便(こちらもBoeing737−800)がほぼ垂直に墜落した時期の直後でもあり、つい心配になってしまいます。
参照
4月5日の事故に関する報道
https://www.nst.com.my/news/nation/2022/04/786216/mas-boeing-flight-dives-passengers-float-their-seats
https://www.nst.com.my/news/nation/2022/04/786254/caam-probe-malaysia-airlines-over-jets-dive
3月21日の事故に関する報道
http://j.people.com.cn/n3/2022/0325/c94475-9976123.html