新たな自動翻訳サービス「DeepL」がなかなか優秀!

最近めっきり情報感度が下がっているので、かなり今更な話題なのかもしれませんが、DeepLという翻訳サービスが最近伸びてきているようです。
ざくっと調べてみたところでは2020年前半くらいからサービスがロールアウトされているようなのですが、翻訳精度が良いという噂を耳にしたので、試してみました。

現在対応しているのは、下記24言語のようです。

残念ながら欧州系言語が中心なので、個人的に目下一番翻訳ニーズのあるマレー語が使えないのは残念ですが、英語とスウェーデン語で実験してみました。本当は中国もやってみようかと思いましたが今日は力尽きました。

結論としては、無料版ということもあってか、翻訳スピードは若干Google翻訳に軍配が上がりますが、より読みやすい自然な日本語という点については、DeepLの翻訳の方が良さそうです。感覚的な部分も多いですが、もし宜しければ試してみたください。

今回実験した英語とスウェーデン語から日本語への翻訳については下記に貼っておきます。


今回はVOAの「Study: Pfizer’s COVID-19 Vaccine 90% Effective Against Hospitalization for Up to Six Months」という記事の一部を例として翻訳してみました。

DeepLによる英語から日本語への翻訳

WASHINGTON —
A new study reveals the two-dose COVID-19 vaccine developed by Pfizer and BioNTech is 90% effective at keeping someone from being hospitalized from the virus up to six months after receiving the second dose.

Researchers from Pfizer and U.S.-based health care consortium Kaiser Permanente observed the records of about 3.4 million people who were members of Kaiser’s Southern California health insurer and provider program between December 2020 and August of this year.

The study, published Monday in The Lancet medical journal, also revealed the vaccine was 93% effective against the highly contagious Delta variant for at least six months after the second shot.

But the researchers also found that the vaccine’s effectiveness against infection dropped from 88% one month after completing the regimen to 47% after six months.

The new study was published on the same day the European Union’s drug regulator approved the use of booster shots of the Pfizer-BioNTech COVID-19 vaccine for those aged 18 years and older, but left it to individual countries to decide whether or not to recommend the shots for widespread use.

The European Medicines Agency said in a statement Monday that a booster dose of the Pfizer vaccine “may be considered at least 6 months after the second dose for people aged 18 years and older.”

ワシントン発
Pfizer社とBioNTech社が開発した2回接種のCOVID-19ワクチンは、2回目の接種を受けてから6カ月後まで、ウイルスによる入院を防ぐのに90%の効果があることが、新しい研究で明らかになりました。

ファイザー社と米国の医療コンソーシアム「カイザー・パーマネンテ」の研究者らは、2020年12月から今年8月にかけて、カイザー社の南カリフォルニアの医療保険者・プロバイダープログラムの会員であった約340万人の記録を観察しました。

月曜日に医学誌「ランセット」に掲載されたこの研究では、2回目の接種から少なくとも6カ月間は、感染力の強いデルタ型の変異体に対して、ワクチンが93%の効果を発揮することも明らかになりました。

しかし、研究者らは、ワクチンの感染に対する効果が、レジメン終了後1ヶ月後の88%から6ヶ月後の47%に低下したことも明らかにしました。

この新しい研究は、欧州連合(EU)の医薬品規制当局が、ファイザー社とバイオンテック社のCOVID-19ワクチンのブースターショットを18歳以上の人に使用することを承認したのと同じ日に発表されましたが、このショットを広く使用することを推奨するかどうかは、各国の判断に委ねられました。

欧州医薬品庁は月曜日に発表した声明の中で、ファイザー社のワクチンのブースター接種は、”18歳以上の人には、2回目の接種から少なくとも6ヶ月後に検討してもよい “としています。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


続いて同じ英文をGoogle翻訳で訳してみました。

WASHINGTON —
A new study reveals the two-dose COVID-19 vaccine developed by Pfizer and BioNTech is 90% effective at keeping someone from being hospitalized from the virus up to six months after receiving the second dose.

Researchers from Pfizer and U.S.-based health care consortium Kaiser Permanente observed the records of about 3.4 million people who were members of Kaiser’s Southern California health insurer and provider program between December 2020 and August of this year.

The study, published Monday in The Lancet medical journal, also revealed the vaccine was 93% effective against the highly contagious Delta variant for at least six months after the second shot.

But the researchers also found that the vaccine’s effectiveness against infection dropped from 88% one month after completing the regimen to 47% after six months.

The new study was published on the same day the European Union’s drug regulator approved the use of booster shots of the Pfizer-BioNTech COVID-19 vaccine for those aged 18 years and older, but left it to individual countries to decide whether or not to recommend the shots for widespread use.

The European Medicines Agency said in a statement Monday that a booster dose of the Pfizer vaccine “may be considered at least 6 months after the second dose for people aged 18 years and older.”

ワシントン—
新しい研究では、ファイザーとバイオエヌテックが開発した2回接種のCOVID-19ワクチンが、2回目の接種から最大6か月後にウイルスによる入院を防ぐのに90%効果的であることが明らかになっています。

ファイザーと米国を拠点とするヘルスケアコンソーシアムのカイザーパーマネンテの研究者は、2020年12月から今年の8月までの間にカイザーの南カリフォルニアの健康保険会社およびプロバイダープログラムのメンバーであった約340万人の記録を観察しました。

月曜日にランセット医学雑誌に発表されたこの研究は、ワクチンが2回目の注射後少なくとも6か月間、伝染性の高いデルタ変異体に対して93%有効であることも明らかにしました。

しかし、研究者たちはまた、感染に対するワクチンの有効性が、レジメンを完了した後の1か月後の88%から6か月後の47%に低下したことも発見しました。

新しい研究は、欧州連合の薬物規制当局が18歳以上の人々にファイザー-バイオエヌテックCOVID-19ワクチンのブースターショットの使用を承認した同じ日に発表されましたが、推奨するかどうかの決定は各国に任されました広く使用するためのショット。

欧州医薬品庁は月曜日の声明で、ファイザーワクチンの追加接種は「18歳以上の人々の2回目の接種から少なくとも6か月後に考慮される可能性がある」と述べた。


DeepLと、Google翻訳の日本語訳を比較してみる

DeepLの翻訳

ワシントン
Pfizer社とBioNTech社が開発した2回接種のCOVID-19ワクチンは、2回目の接種を受けてから6カ月後まで、ウイルスによる入院を防ぐのに90%の効果があることが、新しい研究で明らかになりました。

ファイザー社と米国の医療コンソーシアム「カイザー・パーマネンテ」の研究者らは、2020年12月から今年8月にかけて、カイザー社の南カリフォルニアの医療保険者・プロバイダープログラムの会員であった約340万人の記録を観察しました。

月曜日に医学誌「ランセット」に掲載されたこの研究では、2回目の接種から少なくとも6カ月間は、感染力の強いデルタ型の変異体に対して、ワクチンが93%の効果を発揮することも明らかになりました。

しかし、研究者らは、ワクチンの感染に対する効果が、レジメン終了後1ヶ月後の88%から6ヶ月後の47%に低下したことも明らかにしました。

この新しい研究は、欧州連合(EU)の医薬品規制当局が、ファイザー社とバイオンテック社のCOVID-19ワクチンのブースターショットを18歳以上の人に使用することを承認したのと同じ日に発表されましたが、このショットを広く使用することを推奨するかどうかは、各国の判断に委ねられました。

欧州医薬品庁は月曜日に発表した声明の中で、ファイザー社のワクチンのブースター接種は、“18歳以上の人には、2回目の接種から少なくとも6ヶ月後に検討してもよい “としています。

Google翻訳の日本語訳

ワシントン—
新しい研究では、ファイザーとバイオエヌテックが開発した2回接種のCOVID-19ワクチンが、2回目の接種から最大6か月後にウイルスによる入院を防ぐのに90%効果的であることが明らかになっています。

ファイザーと米国を拠点とするヘルスケアコンソーシアムのカイザーパーマネンテの研究者は、2020年12月から今年の8月までの間にカイザーの南カリフォルニアの健康保険会社およびプロバイダープログラムのメンバーであった約340万人の記録を観察しました。

月曜日にランセット医学雑誌に発表されたこの研究は、ワクチンが2回目の注射後少なくとも6か月間、伝染性の高いデルタ変異体に対して93%有効であることも明らかにしました。

しかし、研究者たちはまた、感染に対するワクチンの有効性が、レジメンを完了した後の1か月後の88%から6か月後の47%に低下したことも発見しました。

新しい研究は、欧州連合の薬物規制当局が18歳以上の人々にファイザー-バイオエヌテックCOVID-19ワクチンのブースターショットの使用を承認した同じ日に発表されましたが、推奨するかどうかの決定は各国に任されました広く使用するためのショット。

欧州医薬品庁は月曜日の声明で、ファイザーワクチンの追加接種は「18歳以上の人々の2回目の接種から少なくとも6か月後に考慮される可能性がある」と述べた。


2つの翻訳を比較すると、総合的にはDeepLの方がより自然な日本語に近い翻訳ができていると感じます。特に、 Pfizer社とBioNTech社 と2社の社名をきちんと表記できている点や、 医学誌「ランセット」 と表記した点については読みやすさにDeepLの翻訳の読み安さが際立つと思います。また、なぜかGoogleがすさまじい翻訳をしてしまった「 このショットを広く使用することを推奨するかどうかは 」という部分については圧倒的に分かりやすい翻訳となっています。

一方で、後半の “18歳以上の人には、2回目の接種から少なくとも6ヶ月後に検討してもよい “ という部分はカギ括弧ではなくダブルクオーテーションのまま表示していることに加え、Googleと比べて少し直訳的な表現になっているのは若干減点でしょうか。

ただ総合的にはDeepLの方が英文については分かりやすい翻訳を提供してくれたと感じました。

ただ翻訳スピードはGoogleの方に若干軍配があがりました。


DeepLによるスウェーデン語の翻訳

Sverigesradio.seの記事の一部を日本語に翻訳してみました

DeepLによるスウェーデン語の翻訳

原文のスウェーデン語

”Folkhälsomyndigheten pausar Modernas vaccin för unga”

Unga personer, 30 år och yngre, ska inte få Modernas vaccin mot covid-19. Det har Folkhälsomyndigheten bestämt. Det finns en ökad risk för biverkningar som inflammation på hjärtats muskel. Det säger statsepidemiolog Anders Tegnell till Studio ett.

– Det finns en väldigt liten risk att man kan få en inflammation i sin hjärtmuskel efter de här vaccinationerna.

Hjärtmuskelinflammation är en sjukdom som drabbar yngre män mer än andra. Det kan man få om man till exempel tränar hårt fast man har feber och en infektion i kroppen. Symptomen är ofta hög puls och hjärtklappning, att man blir trött och andfådd eller får feber och värk i kroppen. Inflammationen läker oftast själv, om man vilar. Men man ska söka vård om man har svåra symptom, säger Anders Tegnell.

https://sverigesradio.se/artikel/folkhalsomyndigheten-pausar-modernas-vaccin-for-unga

翻訳された日本語

“公衆衛生局がModerna社の若年者向けワクチンを一時停止”

30歳以下の若い人は、コビド19に対するモデナワクチンを受けてはいけません。 これは公衆衛生局が決定したことです。心筋の炎症などの副作用のリスクが高くなります。これは、州の疫学者であるアンダース・テグネル氏がスタジオ・ワンに語ったものです。

  • これらの予防接種を受けた後、心筋に炎症を起こす可能性がごくわずかにあります。

心筋の炎症は、若い男性ほど発症しやすい病気です。例えば、体に熱や感染症がある状態で激しい運動をした場合などに発症します。症状としては、脈拍が高くなって動悸がしたり、疲れやすくなって息切れしたり、熱が出て体が痛くなったりすることが多いです。炎症は、安静にしていればたいていは自然に治ります。しかし、重度の症状がある場合は医師の診察を受けるべきだとAnders Tegnell氏は言います。


Google Translateによるスウェーデン語の翻訳

前出の全く同じ記事をGoogle翻訳で変換してみたのが下記です。

スウェーデン語原文

”Folkhälsomyndigheten pausar Modernas vaccin för unga”

Unga personer, 30 år och yngre, ska inte få Modernas vaccin mot covid-19. Det har Folkhälsomyndigheten bestämt. Det finns en ökad risk för biverkningar som inflammation på hjärtats muskel. Det säger statsepidemiolog Anders Tegnell till Studio ett.

– Det finns en väldigt liten risk att man kan få en inflammation i sin hjärtmuskel efter de här vaccinationerna.

Hjärtmuskelinflammation är en sjukdom som drabbar yngre män mer än andra. Det kan man få om man till exempel tränar hårt fast man har feber och en infektion i kroppen. Symptomen är ofta hög puls och hjärtklappning, att man blir trött och andfådd eller får feber och värk i kroppen. Inflammationen läker oftast själv, om man vilar. Men man ska söka vård om man har svåra symptom, säger Anders Tegnell.

日本語翻訳

「公衆衛生局は若者のための現代のワクチンを一時停止します」

30歳以下の若者は、covid-19に対する現代のワクチンを接種すべきではありません。 スウェーデンの公衆衛生局はそれを決定しました。 心筋の炎症などの副作用のリスクが高くなります。 これは、国家疫学者のアンダース・テグネルがスタジオ・エットに語ったことです。

-これらのワクチン接種後に心筋に炎症を起こすリスクはごくわずかです。

心筋炎は、他の男性よりも若い男性に影響を与える病気です。 たとえば、体に熱や感染症があったとしても、一生懸命トレーニングすれば、これを得ることができます。 症状は、心拍数が高く動悸することが多く、倦怠感や息切れ、発熱や体の痛みなどがあります。 あなたが休むならば、炎症は通常それ自身を癒します。 しかし、重度の症状がある場合は注意を払う必要があります、とAndersTegnellは言います。


スウェーデン語からの日本語翻訳を比較

DeepL翻訳

公衆衛生局がModerna社の若年者向けワクチンを一時停止

30歳以下の若い人は、コビド19に対するモデナワクチンを受けてはいけません。 これは公衆衛生局が決定したことです。心筋の炎症などの副作用のリスクが高くなります。これは、州の疫学者であるアンダース・テグネル氏がスタジオ・ワンに語ったものです。

-これらの予防接種を受けた後、心筋に炎症を起こす可能性がごくわずかにあります。

心筋の炎症は、若い男性ほど発症しやすい病気です。例えば、体に熱や感染症がある状態で激しい運動をした場合などに発症します。症状としては、脈拍が高くなって動悸がしたり、疲れやすくなって息切れしたり、熱が出て体が痛くなったりすることが多いです。炎症は、安静にしていればたいていは自然に治ります。しかし、重度の症状がある場合は医師の診察を受けるべきだとAnders Tegnell氏は言います。

Google翻訳

「公衆衛生局は若者のための現代のワクチンを一時停止します」

30歳以下の若者は、covid-19に対する現代のワクチンを接種すべきではありません。 スウェーデンの公衆衛生局はそれを決定しました。 心筋の炎症などの副作用のリスクが高くなります。 これは、国家疫学者のアンダース・テグネルがスタジオ・エットに語ったことです。

-これらのワクチン接種後に心筋に炎症を起こすリスクはごくわずかです。

心筋炎は、他の男性よりも若い男性に影響を与える病気です。 たとえば、体に熱や感染症があったとしても、一生懸命トレーニングすれば、これを得ることができます。 症状は、心拍数が高く動悸することが多く、倦怠感や息切れ、発熱や体の痛みなどがあります。 あなたが休むならば、炎症は通常それ自身を癒します。 しかし、重度の症状がある場合は注意を払う必要があります、とAndersTegnellは言います。


個人的な感想としては、「モデルナ社」の部分の翻訳がDeepLでは「Moderna社」としたり「モデナ」としたりユレがあるのが気になりますが、一方でGoogle翻訳では「現代」と翻訳してしまっており、ユーザーとしてはDeepLの方が良い翻訳に思われます。一方で恐らく、言語的には両方とも「現代」と訳しているGoogle翻訳の方が、ワードの認識精度は高いと考えられます。

また、大きく違うのが州の疫学者としたDeepLに対し、同じ部分をGoogleでは国家疫学者と翻訳しており、この部分はWikipediaによるとテグネル氏は国家疫学者らしいので、Googleの方に軍配が上がります。

ただ、最後に驚いたのはDeepLが訳した「 炎症は、安静にしていればたいていは自然に治ります。」という部分。Googleが非常に直訳的に翻訳しているのに対し、すごくこなれた自然な日本語にしているのはすごいと思います。

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