マリでイスラム過激派と武力衝突

まったく詳しくないのですけど、最近気になっていたのがマリ情勢。1月初旬にアルカイダ系と思われる武力勢力が二人のフランス兵を殺害したことがニュースになった後、1月下旬には仏軍とマリ軍が合同で100人近い過激派を殺害したとの報道がありました。そして今日の報道ではスウェーデンがこの展開に参画し、150人を派兵するとの報道。これから情勢が悪化しそうな気配が感じられたので本日のニュースとしてピックアップしてみました。

マリについて

マリに限らず、どうしてもアフリカの話は「遙か遠い国のこと」になりがちなので、少しだけですが勉強してみました。

外務省のマリ共和国基礎データのページによると、面積は日本の約3.3倍で、人口が2,000万人弱。フランス語が公用語でイスラム教徒が80%。1960年にフランスから独立して、2012年3月に騒乱が発生して以来、国情は混乱している様子。

立地としては下の地図のようにサハラ南部、サヘル地域にあり、北部をアルジェリア、東をニジェール、西をモーリタニアとの国境線が長く、その他南方をセネガル、ギニア、コートジボワール、ブルキナファソと国境を接しています。

サハラ周辺と現地の様子

見たことがないサハラ砂漠周辺の様子を想像するにはこちらのNational Geographicの「リビアに抜けるニジェールの道なき道 サハラ砂漠の危険な旅路を体験」という記事が、とてもイメージを膨らませてくれます。後半は無料会員登録が必要でした(ので登録してしまいました)。

そして続く「イスラム過激派vs自衛団 マリ紛争の現場」の記事は簡単な歴史的経緯の紹介も踏まえて、生活の様子、日常にある戦闘、人々の絶望などが非常にリアルに伝わってきます。

マリの情勢がサヘル地域の周辺国に与える影響

2012年のクーデターでの政変以来、不安定なマリ情勢ですが、上の記事にもあるように、「国境線」などないサハラ砂漠を通じて、リビア情勢や、Islamic Maghreb (AQIM) 、 the Islamic State of the Great Sahara (ISGS)の活動とも密接にリンクしているようです。

正直知らないことだらけ

ひょんなことから調べ始めたマリ情勢ですが、非常に多くの問題が複雑に絡んでいるようなので、とても小一時間では様子が分かりませんでした。これからまた折を見て勉強していきたいと思います。

今回トリガーになった記事:

1月上旬のIEDによる仏兵殺害:
AFP BB:マリで爆発、仏兵2人死亡 軍事介入開始後の死者50人に

仏軍とマリ軍の合同作戦が100人の「過激派」を殺害
France 24:仏軍とマリ軍の合同作戦が100人の過激派を殺害:100 jihadists killed in joint French-Malian offensive in central Mali, says army

スウェーデンの派兵について
BBC: Sweden joins mission against Mali jihadists


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