ミャンマーでクーデター

本来であれば昨日(2月1日)気になったニュースなのですが、広く報道されているとおり、ミャンマーでクーデターが発生し、アウン・サン・スー・チーさんを中心としたNLDによる政権が倒れ、軍事政権下に入りました。

NLDが政権を取った後も、二院制であるミャンマー議会の議員総数の4分の1は軍司令の任命によるものでしたから、軍が政治を渡す気は無かったといえるでしょうし、それが故にスー・チーさんも海外から批判にさらされるような政権運営を続ける一因になっていたと思いますので、遅かれ早かれこうなってしまったのかな、という気はします。

報道で見る範囲では比較的落ち着いたクーデターの様に見えますが、心配なのは今後民衆の不満がどの程度高まっていくのかという点でしょうか。ミャンマーの反軍事政権的な人たちは既に国外にいるという「個人的な印象」もあるので、もしかすると国内では「また軍政かぁ」という程度で収まるのかもしれませんが、今後が心配です。

ミャンマーには近年多くの日本企業が進出していて、知人でも少なくとも片手の指では数えられないくらいの人が駐在として赴任しているので、そのあたりへの影響も心配です。

よりマクロなレベルでは欧米の民主主義国はこれから制裁も含めた対応を打ち出していくでしょうから、軍事政権が中国等と接近していくというようなことが発生、米中冷戦の新たなシンボルになっていかないか、このあたりも心配事項です。

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